セルフレジスターが導入されているわけ
最近、コンビニやスーパーでセルフレジをよく目にします。
大きな商業施設では、従来型の店員が対応するレジスターとセルフレジを併設しているところも珍しくありません。
なぜ、このようにセルフのところが増えてきたのでしょうか。
一つ目が人手不足です。
スーパーやコンビニの働き手不足が深刻化しています。
外国人労働者を活用しているところは多いです。
そのため、セルフレジは業務の効率化を進めるために導入が増えています。
コロナ禍によってソーシャルディスタンスが進められ、人と人の接触をなるべく避けるようになったことも一因です。
技術の革新も大きいでしょう。
アパレルメーカーの大手ユニクロには商品のそれぞれに電子タグが付いており、それを自動で読み取ることで会計ができます。
この技術により、従来はバーコードを一つずつ読み取るスキャン方式でしたが、電子タグが普及すれば無人店舗も実現可能です。
実際に、ネット通販大手のAmazonは無人店舗の「AmazonGo」が都内を始め、続々とオープンしています。
セルフレジが普及すると、人件費という経営者にとって悩みのタネを一挙に解決することが期待されています。
もちろん、セルフレジには問題点がないわけではありません。
万引きの危険性はありますし、なにかトラブルが起きれば人間が対処します。
クレーム対応などで結局のところ無人にすることは難しいでしょう。
それでもレジスターの進化はよりショッピングを快適にしてくれるでしょう。